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ラジオ買いました。

26日放送のMBSラジオ「ドラマの風」を聴くために
AM電波を全く受信しない我が家のコンポの代わりに
新しいラジオを探して三千里。
やっとそれらしいブツを手に入れました。
色々人に話を聞いてみたり、ネットで調べてみると
中波(MW)をクリアに聞くためには、
とりあえず内蔵のアンテナバーが一番長い(大きい)ラジオを選ぶ、
とのことだったので、電気街で何軒がリサーチ。
予算だのなんだの考えて、
お目当ての第一候補はSONYの「ICF-EX5」に。



しかし!この商品はすでにほぼカタログ落ち状態であることが発覚。
電気店8件まわっても、置いている店はなし…。
仕方がないので次の候補、パナソニックの「RF-U99」を探すも、
コレもどこも現品なし。
さすがにちょっと疲れてきて
もう第3候補のSONY「ICF―SW35」で妥協するか…と
膝を折りかけたとき、あともう一軒…と入ったお店で
見つけました!「ICF-EX5」。
お店のすみ~っこのラジオ売場のそのまた隅っこで埃をかぶっておりました。
しかし、小躍りしたのもつかの間、新たな問題発覚。
実物を見て気づいたのですが、このラジオ、見事にアナログ&モノラル。
デジタルチューニングではなく、ダイヤルチューニング、
ヘッドフォン端子ではなくイヤホン端子。おまけにACアダプタがついてない。
ぱっと見たところ、場末の食堂もしくは一膳めしやの棚の上で
ナイターの野球放送を割れた音で流しているという感じのルックス。
(って、いったいどんな感じだ~!?)
一応イヤホン端子からラインINで録音機材に繋げられることは確認しましたが
ここ最近、この手の機材でステレオ以外のものを見ることはあまりなく
まさか選ぶ際に受信状態を優先するか
ステレオ放送を優先するかで迷うとは思いませんでした。
(ちなみに「ICF-SW35」はヘッドフォン端子付き。)
が、最終的にはあっさりと
「内蔵アンテナがいちばんでかいのはこっち」という店員さんのひとことで、
「ICF-EX5」に決定。
まずはなんといっても「できるだけクリアに聞こえること」が優先なのです。

というわけで、ご奉仕価格+ACアダプタ分を値引きしてもらって家へ持ちかえり、
早速部屋でサウンドチェック(楽器じゃないけど)。
まず、家のコンポでは雑音なしでは聞けなかったFMがすっきりクリアに!
そして、同じく家のコンポ&小型のポータブルラジオでは
ノイズしか聞こえなかったMBS(1179HZ)がちゃんと聞こえている!
さすがに、まったくノイズなしとはいえませんでしたが、
これまでの機材に比べると格段に違います。
同じAMでもABCは電波が強いらしく、かなりクリアに聞こえました。
それに比べてMBSより厳しかったのはOBC(爆)。
おいおい、OBCって市内に中継点があるんじゃなかったっけか…?
ちょうどこの時期、ラジオ各社ではレーティング調査があるので
どこもいろいろ宣伝攻勢をかけたり、プレゼントで釣ったりして
聴取率を上げようと思っているらしいのですが、
聞こうと思っても聞けないんじゃレーティングもなにもないよ…。
というわけで、今年も第一位は、市内での受信状況がいい、あーんど
豪華ゲストが売りの「MEET THE WORLD BEAT」無料ご招待で
リスナーの鼻先のニンジンをぶら下げたFM802となるわけですな。

閑話休題。

とりあえず、確かに聞けることにはなったわけですが
あとはクオリティの問題。昼と夜とでは電波状況も違う。
なので、一応予習として一週前の「ドラマの風」を聞いてみました。
今週は桂三枝作:「背なで老いてる唐獅子牡丹」。
出演は桂三枝、坂田利夫ほか。
昼間より少々ノイズが増えた感じはしますが、
ちゃんと三枝さんの声も坂田さんの声も聞き取れました。
モノラルなため、多少平板には聞こえますが、その他は特に問題なし。
あるとすれば、30分間のうち数分おきに微妙に波が変わるらしく
多少のノイズの大小が。
おかげで、ベストポジションを探すために
ラジオを持って部屋の内外をうろうろ。
多分来週も放送が始まる前にこの儀式をやらなきゃならないんだろうなぁ…。
ただ、モノラルとはいえ同じSONY製品なので
自分が持っているICレコーダーとの同期はよく、
録音は綺麗にできていました。
しかし、ある意味すごいな。
モノラル&アナログラジオとつなげるのが
最新のICレコーダーって…(笑)
番組の最後にはちゃんと来週の予告が入っていました。

とりあえず、来週は電波状態のいい日になりますように

by yuqui084 | 2005-06-20 21:23 | お楽しみはこれもなのだ

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