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オスカーといえば、

炎の守護聖。
…ってまたベタなボケを。

しかし…作品賞、
「ディパーテッド」って!!

もうアカデミー会員たちの
マーティン・スコセッシに対するイジメとしか思えない~(涙)。
あれであげるくらいなら、
「ギャング・オブ・ニューヨーク」であげときゃよかったのに!

リメイク作品で賞をもらって素直に喜ぶ人じゃないと思うんだけど…

外国語映画賞の「善き人のためのソナタ」は先週観に行きました。
ドイツのケビン・スペイシー(笑)ことウルリッヒ・ミューエ氏が
とても勤勉かつ(ある意味)善良な人を演じていて好感度高し。
しかし、あの程度の音楽と言葉でががーんとカルチャーショックを受けるなんて
ヴィースラーはなんておぼこい人だったんだろうと…
ていうか、大上段に立った「自由な芸術を…」云々より
ヴィースラーはクリスタに恋しちゃったんだね、
だから、彼女には幸せになってほしかったんだね、というほうが
この映画に関してはわかりやすくて腑に落ちます。
まあ、一歩間違えば立派なストーカーなので
推奨はしかねるんですが。
ただ、彼は常に誠実であろうとした人なんだろうと思います。
国にも、仕事にも、人間にも、そして自分にも。
だからこそ、ラストの笑顔が美しい。

で、一緒に観に行った人との共通の感想は
「どの国でも、芸術家が政治に興味を持つとろくなことがない」
ということでした…(苦笑)。

by yuqui084 | 2007-02-26 16:20 | 日々のこと

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