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バットマン ビギンズ

「バットマン ビギンズ」
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
ブルース・ウェイン:クリスチャン・ベール
アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
ジェームズ・ゴードン:ゲイリー・オールドマン
ヘンリー・デュカード:リーアム・ニーソン
ラーズ・アル・グール:渡辺謙 
ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン
リチャード・アール:ルトガー・ハウアー

大富豪の息子ブルース・ウェインが、
いかにして正義のヒーロー「バットマン」になるに至ったか、
というまさに「ビギニング」なお話。いわゆる「エピソード1」ですね(笑)。
ブルース・ウェインはなぜ自分のシンボルにコウモリ=バットを選んだか、
いろいろな装備はどのようにして手に入れたか、
なぜ悪と闘おうと決めたのか、などが
これまでのシリーズより比較的分かりやすく語られます。
で、かなり内省的な展開だなぁと思っていたら
監督・脚本が「メメント」「インソムニア」のクリストファー・ノーラン。
なんだか、納得。画面のトーンも暗いし。
あまり良くない映画館の映写機だと、
画面が暗くて詳細が分からないんじゃないかと思うので、
観るときは劇場を選んだほうがいいです(…って、誰に言ってるんだ)。

でも、面白かった!!

これまでの「映画・バットマン」の印象といえば
1作目のマイケル・キートンのたらこ唇とプリンスの音楽、で
2作目以降は観たくせにまるっきり忘れている…という感じなんですが、
自分的には今回の「ビギンズ」が一番面白かったような気がします。
もともとなんの期待もしていなかったので
全然予備知識なしに試写を見たら、どんどん出てくる脇役の豪華さにびっくり。
主役が薄いのは脇を引き立たせるためか?と勘ぐりたくなるほどで(笑)。

主役はクリスチャン・ベール。アンディ・ガルシアを薄くしたようなルックス。
っていうか、男前でそれなりに濃い顔で、いい体なんだけど、印象が薄い(爆)。
「アメリカン・サイコ」、「ベルベッド・ゴールドマイン」や、
この間の「マシニスト」のおかげで、つい「普通でない人」という印象があるんですが
この映画では全然「普通の人」でした。
(はっ!? もしかして自分の認識が間違ってるのか?)
まあ、主人公の影が薄くなるのもしょうがない話で。
だって、マイケル・ケインにゲイリー・オールドマンにモーガン・フリーマンですよ?
個人的にはリーアム・ニーソンとルトガー・ハウアーも並べられて
もうそれだけで、ありがとうございます!という感じ。
日本的には渡辺謙がやはり話題の中心になっていますが
はっきり言って謙さんは、ちょっとしか出てきません。
でも、さすがの存在感でした。(←そうとしか言いようがない…苦笑)
全体的にディテールの荒唐無稽さをできるだけ排除しようという良心的な作りで
より人間ドラマ風になっていましたが、そのリアリズムがあったからこそ、
上質なエンターテインメントとして成功している一本。
だって、バットマンがスーパーマンやスパイダーマンと違うところは
装備は超一級でもブルース・ウェインは「人間」だってことだから。
(まあ、ストーリーが荒唐無稽なのはアメコミなのでしょうがない)
で、ネタバレになるのであまり細かいことは書けませんが
リーアム・ニーソンはやっぱりジェダイマスターだったと(笑)
そして、マイケル・ケイン健在で万歳。

注意:列車脱線事故にトラウマを持っておられる方にはおすすめしません。オフィシャルにも公表されていましたが、駐車場に突っ込む脱線車両の映像は、ちょっと自分でもドキッとしました。

by yuqui084 | 2005-06-09 14:19 | 映画

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