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「ミュージック・サプリvol.1 松谷卓」

クラシックコンサートホール「いずみホール」が、
音楽ホールでの演奏会を身近に楽しんでもらいたいと企画した
『癒し系』コンサートである「ミュージック・サプリ」。
その第一回目の出演者は若手作曲家・松谷卓さん
CM、舞台、テレビ番組などの音楽を手がけ、
2002年に放送開始したABC「大改造!劇的ビフォー・アフター」の音楽で話題になり、
最近では「いま会いにゆきます」「七人の弔い」「タッチ」「県庁の星」など
映画音楽も数々手がける実力派。1979年生まれ。
影響を受けた作曲家が、バルトーク、カバレフスキー、
プロコフィエフ、スティーヴ・ライヒ(…渋い)。

ふわふわのひよこのような金髪、かなりの照れ屋さん、
なのに、仕事に一生懸命&サービス精神は人一倍という人となりが、
個人的に声優・三木眞一郎氏を彷彿とさせてくれます(…比喩的にどうなんだそれは)。

これまでコンピレーションアルバム「Image」のツアーなどで
全国を回ったこともあるそうですが、
クラシック専門ホールでのアコースティックライヴは初めてだそうで、
今回はヴァイオリンとチェロ奏者も交えたアンサンブル構成。
なかなか一緒に練習ができず、当日はリハーサルを4時間もやったとご本人たち。
途中のソロ曲も含めてできるだけ沢山の曲を聴いて帰って欲しいと、
休憩なしで約2時間のコンサートでした。




演目は、知名度があって、曲のバリエーションのある映画音楽を中心に、
テレビ番組のテーマ曲、オリジナル曲、
はてはバルトークの「ルーマニア民族舞曲」までバラエティに富んだ内容。
オリジナル曲は、古いジャンル分けだと「コンテンポラリーミュージック」とか
「ミニマルミュージック」といわれるタイプの曲が多かったのですが、
全体的にロマンティックで優しい印象なのは、ご本人の性格が出るからかな。
しかしながら、さすがにテレビのチカラ、「ビフォー・アフター」がらみの曲では
観客の反応が全然違いました(笑)。
まあ、自分も半分それが目当てだったので、
一番聴きたかった「Toccatina」が生で聴けて嬉しかったです。
そして、久しぶりの生音に心身癒されまくり。
当日使われていたベーゼンドルファーのグランドピアノ本体も名品ですが、
いずみホール自体がクラシックホールとしてはかなりいいホール
(個人的にはシンフォニーホールより好き)なので、
相乗効果で身体全体が音に包まれるような至福を感じました。
人間の身体は60%が水分。音は「波」なので、美しい音の波は、
体内の水分を心地よく揺らしてくれるみたいです。
作品中で良く使われている高音のキラキラした音は、
天井のシャンデリアのクリスタルから降ってくるようでした…。
松谷氏ご本人にも、ここのピアノとホールは気に入っていただけたようで
終始「いいホール!」を連発(笑)。
「普段はリズムをシーケンサーでやってたりするので…、
生で大丈夫かな?でもがんばります」とか、
「技術がいまひとつ不安ですが」とか、かなり謙虚な方でした(笑)。
自分の席からは演奏中のお顔は直接拝見できなかったのですが、
ピアノの反響板に写る表情は、とても楽しそうでした。
きっと、音楽が大好きな人なんだなぁ…と。
おまけに、本編中最後「県庁の星」の曲(曲名不明…すみません)の最中に、
いきなりステージからいなくなったと思ったら、2階のパイプオルガンの前に姿を現し、
なんと最後のフレーズを、パイプオルガンで演奏してくれました。
いずみホールのケーニッヒのパイプオルガン、初めて聴いたよ(嬉)!
サービス満点!(笑)
おかげで観客はやんややんやの大喝采。
それを聞いて本人も満足そう。悪戯っ子のような笑顔が可愛かったです…。
公演後は、CD購入者にサイン会も開いてくれて、至れり尽せり。
帰りにはマネケンのワッフルのお土産付きでした。
これでチケット代2000円は安すぎる…。

帰りはすっかりリフレッシュして帰りました♪
次は友人も誘ってみようと思います。

by yuqui084 | 2006-03-13 16:35 | 音楽

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