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「Spring Tour'06  Live of KAT-TUN “Real Face”」 in 福岡

多分誰も期待してないと思うんですけど、記念なので感想(笑)。
いやいや、なにが感慨深かったって、
彼らはメンバーのことを「くん」付けで呼ばないって事ですね。
伝統的源氏名は時代と共に消えていくのかと。
おまけに、「おめぇら~!盛り上がらないと命はないぞー!」と脅されるとは!(爆笑)
というわけで、タメ口にはタメ口で。以下敬称略。

今回はなにもかもが初めてのライブだったので、
さすがに会場入りしたときはきょろきょろしちゃいました。
博多マリンメッセ、キャパは約12000。
アリーナ会場のお弁当箱形セッティング…なつかしー!
前方にスチールの要塞のようなセット、
アクリルのスケルトンステージがメインステージに組み込まれるようにはめ込まれ
スタンド外周に沿って、お約束の花道がセット。
バックのステージはメインステージに組み込まれているものと同じアクリルステージ。
アリーナは前からA→B→Cと下がっていき、
AブロックとBブロックの間に、ショートカット用の低くて細い花道が一本。
そして、スタンドの中央通路には人力のトロッコが走る親切設計。
スタンドの上の方でも、しっかりとメンバーが近くまでやってきてくれます(笑)
印象は…とってもお金がかかっている!!!
セリはあがるわ、リフターはあがるわ、トロッコは走るわ、
ミドルステージはうごくわ、特効は派手だわで、まるでテーマパークのよう。
SMAPのデビューコンサートとは比べ物にならないくらいの豪華さです。
さすが、飛ぶ鳥を落とす勢いの事務所イチオシグループ。

で、我々は昼公演が2本だったのですが、
8日がアリーナB4ブロック3列め、9日がスタンドRブロック5列目。
なにげに遠近両方から観られてよかった。
時々、アリーナのブロックを左から右に縦にA→B→Cと切っていくスタイルがあり
最初からあんまり前の方だといやだなぁと思ってたので
座席表をみたらAの後ろだし、よかったなぁと安心していたら
なんのなんの、ここがとんでもない席でした。



ほとんど時間通りに客電が落ち、ライブスタート。
テーマ曲にのって、スクリーンにメンバーの姿が1人ずつ映し出されると
観客は総立ち、ペンライトがキラキラ(というか、くるくる?)。
で、なんの知識もなしにメインステージからみんな出てくるのかと思っていたら
メインとバックのステージに亀梨、赤西が1人ずつ、
他のメンバーは左右の花道のセリから2人ずつ。
もうこの時点でだれがどこに立ってるのかよく分かりません(苦笑)。
そしてそのまま一曲目「Real Face」に突入すると
フォーメーションを描くように3人&3人で前後のステージへ。
そしたらですね、例の、あの秘密兵器が!(笑)
前後のアクリルステージが、メンバーを乗せたまま
油圧ジャッキアップ(もちろん自動)で4メートルの高さに!出番早すぎ!(笑)
そしてそのまま、アリーナ4ブロックをまたぐようにしてゆっくりと中央へ移動。
これが嵐の松本潤考案という「ジャニーズムービングステージ」
(通称スケスケステージ、略称スケステ…笑)
いや~、近くで見るとけっこう衝撃的です。
ブロックとブロックのあいだの通路にレールが引いてあって、
90メートル移動できるらしいのですが、
油圧機材も乗せているので、足元はけっこう大仰。
しかしながら、だれもそんなところ見ちゃいません(笑)
うちのブロックの観客は、自分も含めて首が折れんばかりに上ばかり見てました(爆)
だって、頭の上をメンバーが通っていくんですから。
普通、絶対こんなアングルからは観られない。
おまけに、前後からやってきたステージが合体し、
ちょうど我々の頭の上で止まるんです。
なぜなら、そこがちょうど真ん中だったから(汗)。
そのまま頭の上で一曲歌い、踊られました(苦笑)。
でも、なんだかどんどんいたたまれなくなってくるんですよね、あそこ。
なんか床の下からパンチラ狙う人になった気分…。
まあ、メンバーのみなさんはスカートははいてないわけですが、
けっこう下から衣装の細かいところとか、靴裏(笑)とかよく見えました。
でも、靴の裏では誰が誰だか分からない~!
とりあえず、一番良く回っている靴裏を田口と認定しました(笑)
あと、下から見てもとんがった顎は亀梨確定。
そして、山PファンのM嬢は、赤西が右手にしていた時計を
山Pと一緒に買いに行ったおそろいの時計だと断言(でもその真偽は不明)。
予習の甲斐あって、オープニングから立て続けに知っている曲が続き
座席のユニークさもあいまって、それだけでどんどん楽しくなっていったワタクシたち…(笑)
スケステが元の位置に戻って、ようやく平常心に戻れました。

で、今回初めてまともにメンバーがしゃべるのを見たのですが、
やっぱり、いろいろ見てみないとわからないなぁということが。
ヴィジュアルイメージと微妙にギャップがある人が多かったです。
一番驚いたのが田中聖(聖をコウキと読むなんてこの間まで知らなかった)。
あんな怖げなルックスなのに、ライブ中は結構好青年!(笑)
我々のまわりには小さな男の子を連れてきているお母さんが多かったのですが
なぜか彼らが持っているうちわがみんな田中(笑)
そして、それを目ざとく見つけた田中は、スケステの上から身を乗り出して
その小さな男の子に手を振ってやったり、声をかけてやったり。
あとでちゃんとサイン入りのカラーボールをその子に投げてやったり。
もしかして子ども好きなのか田中~!!(笑)
そのほかには、ヴィジュアルはお色気路線、自信満々の笑顔、
ドラマ「anego」で年上女性のハートを揺さぶった赤西が、
けっこうな天然&おちゃめさんだったとか。
この人が一番替え歌率高かった(笑)
あと、正統派ダンスで、ピルエットを回ると自信に満ち溢れる田口は
ぱっと見堂本光一系の王子様。しかしながら口を開くと…(苦笑)
なんだかね、彼のトークを聞いてると、
ステージに駆け上がってドライバーでネジを締めたくなる…って、どこのネジだよ!!
まあ、こんな自分のご贔屓はその田口だったりするんですが(爆)
上田はね…まんま想像していたとおりの上田でした(笑)。
ビジュアルロック系らしくちゃんとギターも弾けてたしね。
(一緒に弾いていた赤西は最初から最後までひとつのコードしか押さえてなかったけど)
一方、申し訳なかったのは中丸。
自分、メンバー紹介されるまで彼がいるのを忘れてまして
「ゆっちー!」コールに「誰!?」って思わず探してしまった…
ホントごめん、中丸。なんだっけ…ヒューマンボイスアタック?…もとい、
「ヒューマンビートボックス」よかったよ!しゃべりは関ジャニかと思ったけど(笑)
で、実は8日は亀梨がかなりテンパってて、なんだか別人のようでした。
ソロもセクシー路線で椅子と戯れたり、最後は一枚ずつ脱いでいったりしてたんですが
表情も硬けりゃ、身体も硬くて、そうなると全然エロくないわけで。
MCのトークも控えめで、なんだかピリピリしてました。
で、どうしたんだろう…と思っていたら、9日は全然別人で。
始終にこにこしてるし、MCもよくしゃべっていて
なんだなんだ?そんなに田口と同室だったのが癒しになったのか?と(笑)
(ホテルの部屋割りが今回のアルバム曲コンビだったらしく、
亀梨&田口、赤西&上田、田中&中丸が同室)
なにせ、「思いやりのある部屋だった」(本人談)ですからね。
「ゆずりあいながら風呂入って、犬の映画=クイール見て十時半に寝た」ですからね。
聞いてるこっちも和みました。ありがとう(笑)

とにかく、楽曲がしっかりしているのと、メンバーがみんな一応しっかり歌えるので
音楽的にもかなりいい感じのコンサートでした。
ハモリのパートもちゃんと気持ちよくハモルしね。
ただ、まだみんなの声を覚えていないので、誰がどのパートを歌ってるのか
よくわからない…(汗)。
亀梨&赤西のツートップの声は相性がよくて
オブリガードが良く響くので、なんとなくわかるんですが。
個人的には「I LIKE IT 」が今回のアルバムの中ではかなり好きだったんですが
あのアダルトコンテンポラリーな曲が果たしてライブで歌えるのかと懸念していたら
アバタの数も数えられ、目のやりどころに困るくらい近い
目の前2メートルの花道の上で一列になって歌われてしまい、
思わずその場にひざをつきそうになりました…。

おそるべし!おーそーるーべーし!トップアイドルオーラ。

ソロはそれぞれの個性を発揮できる出し物(出し物いうなー!)で楽しめたし。
自分的には田口のカンフー王子と、赤西のセクシーダンスが好きでした。
で、自分はやっぱり田口のダンスが好きなんだと自覚。
ほかのメンバーよりも、手首のひねりとか、あごの反りとか
ひとつふたつ動作が多いんです。で、ついそちらに目が行ってしまう。
きれいに宙返りも決めてくれるし、剣技(というか剣舞?)のさばきも綺麗。
静止ポーズに安定感があって、ソロの曲終了後には思わずため息が出ました。
これでもうちょっとトークをなんとかしてくれたら…(以下略

後半にはジャニーズコンサートではおなじみのコスプレサービスも登場、
去年のミリオンセラー「青春アミーゴ」を披露されると会場は大喜び。
さすが、ツボをついた演出です。
とにかく、アンコールの最後まで2時間半、たっぷりと楽しませていただきました。
初めてジャニーズのコンサートを観る方にも
安心してお勧めできる一本。
歌の歌詞を忘れても、ちゃんとモニターにカラオケのように出してくれるし
メンバーの名前を忘れていても大丈夫!!
終わるころにはちゃんとわかるようになっていることは請け合い。
自分も、次の機会があれば、また行ってみたいです。

…ていうか、その前に去年の「海賊帆ライブ」のDVD買っちゃいそうだ…(爆)

by yuqui084 | 2006-04-14 01:57 | 「J」

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